ランタイムのバージョン管理ツールとしてasdfを使っています。 https://asdf-vm.com/

1月末にv0.16.0がリリースされました。

https://github.com/asdf-vm/asdf/releases/tag/v0.16.0 リリースノートによるとこれまでBashスクリプトのセットとして実装されていたのが、このバージョンから完全にGoで書き換えられたらしい。 これによっていくつかの破壊的な変更が含まれています。

たまたま転職したタイミングで、会社PCのセットアップするついでに開発環境見直してたらターミナルにメッセージが出てたので気がついた。 (これだとわかりづらいけど全部赤文字でかなり画面幅取るしウザかった)


NOTICE:

You have tried to upgrade to asdf 0.16.0 or newer. Versions 0.16.0 is a complete rewrite of asdf in Go. This text is being printed by the older Bash implementation. If you are seeing this you have not migrated to asdf 0.16.0. Please follow the instructions on the upgrade guide to migrate to the new version.

Aside from this notice, this older Bash implementation works as it did in asdf version 0.15.0 and older.

Migration guide: https://asdf-vm.com/guide/upgrading-to-v0-16 asdf website: https://asdf-vm.com Source code: https://github.com/asdf-vm/asdf

ということで、以前のバージョンを使っていた場合は公式のマイグレーションガイドに従って対応する必要がある。 作業自体は簡単だけど英語ドキュメントしかないので日本語版を追加した。 https://github.com/asdf-vm/asdf/pull/1957

バージョン管理ツールでよく “shim” って概念が出てきて今までよくわかってなかったんだけど、

テキトーな意訳:プログラムのバージョン間の差異を埋める緩衝材のように使う薄いレイヤーみたいなものがShimです。

あー、なるほど。それで詰め木。それなー。

https://qiita.com/ironsand/items/4f0342f5914a9ae99b0e

なるほどだけど日本語表記だと「シム」と「Shim」のどちらかで迷った。 見慣れてるから英語のままがわかりやすいんだけどドキュメントとかで訳す場合はどうしたらいいんだ。 とりあえずShimで統一したものの、この用語って結構見るわりに日本語になってないのが意外。

cf.

https://developer.mozilla.org/ja/docs/Glossary/Shim